【東洋医学あるある】患者さんからよくきかれること
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「鍼灸って本当に効くの？」「“気”って何？」…そんな声を聞いたことはありませんか？東洋医学には、現代の医療とは違ったアプローチと独自の考え方があります。今回は、よく聞かれる“東洋医学あるある”を5つピックアップして、わかりやすくご紹介します。
1. 「それ、本当に効くの？」
東洋医学や鍼灸について、「なんだか効くまでに時間がかかりそう」と思われる方は少なくありません。
実際には、体質や症状によっては施術後すぐに変化を感じる方もいらっしゃいます。
東洋医学の特徴は、単なる対症療法ではなく、根本改善を目指すこと。そのため、じっくりと効いて長く効果が続くのが魅力です。体質を整えることによって、慢性的な症状の改善にもつながると考えられています。
2. 「“気”って何？見えないから信じられない」
“気”とは東洋医学における中心的な考え方です。簡単に言えば「生命エネルギー」のようなもの。
「元気」「気をつけて」「気分が沈む」など、私たちの日常会話の中にも“気”という言葉がたくさん出てきますよね。
目には見えなくても、体調や心の状態に大きく関係している“気”。東洋医学では、この“気”の流れが乱れると不調が生じると考えられています。気を整えることで、体と心のバランスを取り戻すことができるのです。
3. 「ツボって誰が決めたの？」
鍼灸で使用する「ツボ（経穴）」は、数千年にわたって積み重ねられた経験と研究の成果です。
東洋医学では、体を巡る「経絡（けいらく）」というエネルギーラインの上にツボが存在し、それぞれに働きや意味があります。
実は、ツボの多くは現代医学の観点からも研究が進んでおり、WHO（世界保健機関）もその有効性を認めています。科学的な裏付けが進むことで、今後さらに広く活用されることが期待されています。
4. 「体を温めると良いって本当？」
東洋医学では、「冷えは万病のもと」とされています。体が冷えることで血流や“気”の流れが悪くなり、肩こりや便秘、免疫低下などさまざまな不調につながるのです。
鍼灸院では、お灸や温熱療法で体をじんわり温める施術を行うことが多く、特に女性の不調には高い効果が期待されています。
自宅でも使えるアイテムとして、せんねん灸などのお灸グッズを取り入れて、手軽にセルフケアを始めてみるのもおすすめです。
5. 「あるある」から学ぶ、東洋医学の知恵
一見すると「それ本当？」と思ってしまうような疑問の中にも、東洋医学の深い知恵が詰まっています。
自然治癒力を高め、体の内側から整えるのが東洋医学の真髄。
疑問や不安があるときは、ぜひ専門の鍼灸師に相談してみてくださいね。
鍼灸は、あなたの体と心のバランスを整える、頼もしい味方になってくれるはずです。
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