肩こりに鍼灸は効果ある?|根本から改善する東洋医学のアプローチ
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デスクワークやスマホの使用時間が増え、「慢性的な肩こり」に悩む人が増えています。マッサージやストレッチをしてもすぐに戻ってしまう…そんな方に注目されているのが「鍼灸」です。
鍼灸は、筋肉のコリを直接ゆるめるだけでなく、自律神経や血流を整えることで肩こりの根本改善を目指します。本記事では、肩こりの原因と鍼灸の効果、そして自宅でできるセルフケアまで詳しく解説します。
肩こりの原因は?現代人に多い3つの要因
肩こりは、筋肉が緊張して血流が悪くなることで起こります。特に首や肩の筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋など)が固くなり、神経を圧迫して痛みやだるさが出ます。
原因はひとつではなく、以下のように複数の要因が重なって発症することが多いです。
① 長時間のデスクワークやスマホ操作
長時間の前かがみ姿勢は、頭を支えるために首から肩の筋肉に大きな負担をかけます。これが慢性的な緊張となり、コリや血流不良を引き起こします。
② ストレスや自律神経の乱れ
ストレスが続くと交感神経が優位になり、筋肉の緊張が強まります。肩こりに加えて頭痛や目の疲れ、睡眠の質の低下などを伴う場合も多いです。
③ 冷えや運動不足
冷えや体の巡りの悪さは、筋肉のこわばりを助長します。特に冷房の効いたオフィスや運動習慣のない方は要注意です。
鍼灸で肩こりを改善するメカニズム
鍼灸は、筋肉に直接アプローチしてコリを緩めるだけでなく、血流と神経のバランスを整える働きがあります。痛みを抑える鎮痛効果やリラクゼーション効果も確認されています。
① 筋肉の緊張を和らげる
鍼による刺激が筋肉の深部に届くことで、筋繊維のこわばりを緩めます。トリガーポイントと呼ばれる“コリの芯”に的確に刺激を与えることで、痛みの原因そのものを解消します。
② 血流を促進して代謝を改善
鍼やお灸によって血管が拡張し、筋肉内の血流が改善します。これにより老廃物が排出され、酸素や栄養が行き届きやすくなります。結果的に、肩の重だるさがスッと軽くなる感覚を得られます。
③ 自律神経を整えて再発を防ぐ
鍼灸は自律神経のバランスを整える働きもあるため、ストレス性の肩こりや不眠・頭痛を伴うケースにも効果が期待できます。単なる対症療法ではなく、再発しにくい体づくりにつながります。
東洋医学的にみる肩こりのタイプと施術の考え方
東洋医学では、肩こりも体質によって原因が異なると考えます。体のバランスを整えながら、根本的な不調を改善していくのが特徴です。
① 気滞タイプ
ストレスや緊張で「気」が滞るタイプ。首や肩がパンパンに張る・ため息が出やすい方に多く、「太衝」「肩井」などのツボで気の流れを整えます。
② 瘀血タイプ
血の巡りが悪く、痛みが強いタイプ。冷えや姿勢の悪さが原因となることが多く、「合谷」「天柱」などのツボで血行を促します。
③ 気血両虚タイプ
疲れやすく肩がだるいタイプ。エネルギーと血が不足している状態で、「足三里」「肩中兪」などのツボを使って体力を補い、筋肉をサポートします。
鍼灸施術の流れと頻度の目安
初回は問診で生活習慣や姿勢の癖を確認し、肩だけでなく全身のバランスを診て施術します。
症状が強い場合は週1〜2回、改善が見られたら2〜3週間に1回のペースで続けるのがおすすめです。定期的なケアで、慢性的なコリを予防することができます。
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鍼灸院での施術に加え、自宅で「セルフお灸」を取り入れると、より効果的に肩こりをケアできます。おすすめのツボは「肩井」「合谷」「天柱」など。温熱刺激で血行を促し、筋肉の緊張をほぐします。
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まとめ|鍼灸で「こりにくい体」をつくる
肩こりは、単なる筋肉の疲労だけでなく、自律神経や血流、姿勢など全身のバランスの乱れが関係しています。
鍼灸はその根本に働きかけ、肩だけでなく体全体を整えることで「こりにくい体」をつくります。
つらい肩こりに悩む方は、一度鍼灸の力を体感してみてください。